写真

昔々、写真に凝ってました。

高校に入るときにオリンパスのOM-1を小遣いをためてやっと購入しました。
レンズは本当はf1.4が欲しかったのですがどうしてもお金が足らずにf1.8で我慢しました。

高校、大学とずっと写真に凝っていました。
大学時代はクラブに所属していろいろな写真展にも自分の作品を出していました。
もっぱら白黒写真で赤い電球の灯った暗室にこもって写真を焼いていました。
溶けたコールタールの質感や軍手の質感をどう出すか‥
そんなことばかり考えていました。
市販の現像液ではどうしても思った黒が出なくて、薬剤を買ってきて自分で調合したりしていました。
そんなに凝っていた写真ですが結婚してからは薬品を使うということもありぱたっとやめてしまいました。

しかし、最近のデジタルカメラの進歩はすばらしく、充分感動できるレベルまで画質が向上しています。
その上現像も引き伸ばしも必要ありません。

また写真が撮りたくなってきました。
古いきずだらけのOM-1を触りながらそんな風に思っています。