Air H" 連続通信時間

がんばって測定してみました〜(寝不足)
7/13/2003 by S.Seko


<7/13/2003 追加>

SONY CLIE PEG-NX80V
での連続通信時間を測定しました。
本ページの一番下に追加しました。


<5/20/2003 追加>

Pocket Cosmo DS-HN1
での連続通信時間を測定しました。
本ページの一番下に追加しました。


<11/18/2002 追加>

HP Jornada 720
での連続通信時間を測定しました。
本ページの一番下に追加しました。


<10/28/2002 追加>

SONY CLIE PEG-NX70V
での連続通信時間を測定しました。
本ページの一番下に追加しました。


<2/17/2002 追加>

SONY CLIE PEG-T600Cと
通信アダプター PEGA-CF60
を使用した場合の連続通信時間も測定しました。
本ページの一番下に追加しました。


<2/14/2002 追加>

WorkPad c505 と
HAGIWARA SYS-COM の Communication Card Adapter
を使用した場合の連続通信時間も測定しました。
本ページの一番下に追加しました。


〜CFE-02〜

黒エッジとも呼ばれる、NECインフロンティアの CFE-02購入しました。
とてもコンパクトで省電力、モバイルにぴったりです。
そのうえ使い放題の固定料金!精神衛生上もいいですね。
とっても気に入っています。
もうお出かけには欠かせません。

省電力というのは使っていても感じるのですが、
連続通信で実際何時間持つのでしょうか?
早速、手持ちの Palm-size PC と Pocket PC で測定してみました。
(Palm-size PCというのもなつかしいでしょ ;-)


Air H" です。
NECインフロンティア株式会社
CFE-02
CF Type II でアンテナ部分も小さくとってもコンパクトです。
PDAに挿した状態でアンテナのでっぱりがほとんど気になりません。

 

〜CASSIOPEIA E-65〜


ちょっと古い機種。
CASSIOPEIA E-65
実は、つい最近、秋葉原で9800円で衝動買いしてしまいました(笑)
白黒でスピードもそんなに速くありませんが
単4アルカリ電池2本で40時間もバッテリーが持つすぐれものです。
さて、Air H"を使って連続通信を行うと何時間持つのでしょうか?

購入時に、お店の人に CFE-02 がこの機種で使用可能かどうか聞いたところ
ドライバーをCASIOのサイトからダウンロードすれば使えると言われました。
しかし、なんのドライバーも入れずに使用できました。:-)
ダイヤルアップ接続のモデムの選択に
NEC_Infrontia-CFE-02
が表示されますので、これを選択して
モデムの設定ボタンを押し、
ポートの設定の通信速度を 115200 に設定するだけです。
そのうえ、あまり期待していなかったのですが、
最初からROMに焼かれているブラウザソフト
NetFrontもなかなか高機能で動作も軽く、充分実用になります。
結局、なんのソフトもドライバーもインストールすることなく
ハードリセット後、ちょこちょこっと設定するだけですぐ使えます。
メールとブラウザの専用機としてもとっても便利に使えます。
チャット専用機にも最適です。(笑)

 


単4アルカリ乾電池の他、
専用のニッケル水素蓄電池でも連続通信時間を測定してみました。
9800円で専用ニッケル水素蓄電池と充電器も付いていました。
お得〜

 

〜Jornada 548〜


HEWLETT PACKARD Jornada 548 でも
連続通信時間を測定してみました。
Jornada 548 はそんなにパワフルなマシンではないのですが
デザインと質感と重量感が好きです。(ちょっと重すぎますが‥)
フリップも丈夫でケースに入れずに安心して持ち歩けます。

 


Jornada 548 の CF スロットは Type I の為、
Type II の Air H" カードはそのままでは入りません。
そのため写真のように、アダプター CF Pocket を使っています。
このでっぱりはちょっとかっこ悪いのですが、
アダプター自体のつくりはとってもしっかりしています。
グラグラするような事はまったくありません。

 

〜WorkPad c505〜

WorkPad c505

とてもコンパクトでスタイリッシュ。
ある意味 Palm の王道を行っているのかもしれません。
このスタイルは飽きがこないいいデザインだと思います。

HAGIWARA SYS-COM
Communication Card Adapter

WorkPad c505 / Palm m500 シリーズ用の
Communication Card Adapterです。
上部の CF Type II スロットに Air H" をセットして使用します。

Communication Adapter と Air H" をセットしてもとてもコンパクトです。
もう少し厚みが薄くなるといいのですが‥
ポケットに入れるにはちょっと厚いようです。

 

〜SONY CLIE PEG-T600C〜

SONY CLIE PEG-T600Cと
通信アダプター PEGA-CF60

ついに PEG-T600C も購入してしまいました。(笑)
T600C用の通信アダプターPEGA-CF60はバッテリーを内蔵しています。
WorkPad c505 用の通信アダプターもバッテリーを内蔵していますが、
単4電池を2本内蔵するタイプですのでランニングコスト
もかかりますし、環境にもやさしくありません。
一方、SONYの通信アダプタ PEGA-CF60 は
充電式のバッテリーを内蔵しています。
このバッテリー周辺のハードがなかなか良くできています。
装着したままクレイドルに乗せると、
本体と通信アダプターを同時に充電できます。
別々に充電しなくても一度に充電できるのでとっても便利です。
そのうえ、本体のバッテリーが低下したときに
通信アダプター側から本体に電源を供給することができます。
本当によくできています。

実際に AirH"で連続通信をはじめると、
8時間半で通信アダプター側のバッテリーがダウンしました。
その状態で本体側のバッテリーは1/3ほど残っていましたから
ちょっともったいないですね。
通信アダプター側がもう少し持ってくれるといいのですが‥
まぁ、本体側のバッテリーの方が持つというのは
データを保護するという意味では正しいと思います。
限界まで通信しても本体側のバッテリーには余裕があるので
電源ゼロでデータを消失してしまう恐れも少ないと思います。

 

〜SONY CLIE PEG-NX70V〜

SONY CLIE PEG-NX70V

知り合いからお借りした PEG-NX70V でも連続通信時間を測定しました。
測定条件はバックライトOFFで、
2分毎にリロードを繰り返した場合の連続通信時間です。

結果は6時間10分でCFカードスロットへの電源供給がストップしました。
このCFカードスロットへの電源供給はバッテリーレベルが35%を切ると
安全のため自動的に切れるようになっているようです。
データを守る意味ではとても正しいと思いますがもう少しがんばると
7時間以上使えそうです。ちょっと残念です。
とはいえ、バッテリー消費が激しいというイメージのある
CPUに高速なARMを採用したNX70Vですが、
驚くほどのスタミナです。

T-600が通信アダプタと本体のダブルバッテリーであることを考えると
シングルバッテリーでさらにCPUに高速なARMを採用した
PEG-NX70Vの6時間10分という記録は
すばらしいと思います。

本体に直接AirH"のカードを挿すことができるため
とてもスマートにネットワークにアクセスできます。
ネットワークアクセスが多い人にはとても魅力的な機種だと思います。

〜HP Jornada 720〜

HP Jornada 720

常時接続専用端末として、Jornada 720 を購入しました。:-)
メールやチャットにキーボード付きはとても便利です。

測定条件はバックライトが一番暗い状態で、
2分毎にリロードを繰り返した場合の連続通信時間です。

結果は9時間30分でした。
文句無くトップレベルです。
ただし、キー入力がない状態が3分間続いた場合に
画面が消える設定となっています。
今回の試験では、約5〜10分ごとにキーボードから入力し送信していましたので
半分くらいの時間はディスプレイが消えている状態でした。

人によって使用条件は異なると思います。
ほとんど連続的にキーボード入力をした場合等には
連続稼動時間はさらに短くなると思います。
しかし、ディスプレイが半分くらいの時間消えているとはいえ、
通信カードには連続して電源が供給され、接続・通信したたままの状態で
9時間半もの時間、バッテリーが持つというのは驚きです。

〜PocketCosmo〜

京セラのPocketCosmoです。
実物を見るとその小ささに驚きます。
ソニーのTG50と並べて写真を撮ってみました。

厚みは若干ありますがTG50より小型です。
この大きさでCF TypeII がアダプター無しで直接つながるのは驚きです。
筐体の剛性も高く、持った感じの質感はどっしりとしています。

早速、連続通信時間を測定してみました。

測定条件はバックライトがOFFの状態で、
2分毎にリロードを繰り返した場合の連続通信時間です。

結果は10時間30分でした。
記録更新です。(笑)

9時間を経過したところでバッテリーが20%となり警告表示が出ました。
その後10時間30分後に完全に電源が落ちました。

PocketCosmoはデータをフラッシュに保存しています。
そのためバッテリーを完全に使い切っても
メールやアドレス帳のデータが飛びません。
これはとてもすばらしいと思います。
外出先でバッテリーの残量というのは常に大きなストレスとなります。
そういった心配を一切せずにバッテリーを使い切れます!

一般家電の世界で電池切れは日常茶飯事に起こることであり
大問題になるような事ではありません。
しかし、PDAの世界では”あ〜ぁ電池なくなっちゃった”(笑)
ではすまされません。
バッテリ切れは大切なデータの消滅と背中あわせの大問題です。
この事を解決しない限り、PDAが一般家電のように手軽に誰でもが
使えるようになるとは思えません。
そういった意味で PocketCosmo のアプローチはすばらしいと思います。

PocketCosmoを出先での通信端末として見たとき
とても使いやすい端末だと思います。
持ち運んで使う場合、なによりもその大きさが重要です。
PocketCosmoはCF TypeII の通信カードを挿した状態で
ワイシャツの胸ポケットに余裕で入ります。
反射型液晶は野外の日光のもとでも快適な視認性を持ち
10時間30分もの連続通信が可能です。
(バックライトOFFの状態)
必要なブラウザーやメーラーもプリインストールされています。
特にメーラーの機能がとても高く、
様々な種類の添付書類をも受信し閲覧することができます。

〜SONY CLIE PEG-NX80V〜

SONY CLIE PEG-NX80V

PEG-NX80V でも連続通信時間を測定しました。
測定条件はバックライトOFFで、
2分毎にリロードを繰り返した場合の連続通信時間です。

結果は4時間後でバッテリー残量68%、
8時間でバッテリー残量が20%程度になり、
バッテリー残量不足の警告が出て通信が切断されました。

クリエはいたれりつくせりです。
バッテリーが少なくなってくるとデータ保護のため
自動的に電源が切れますし、
残量が不足してくるとバックライトまで消灯します。
データを守る意味ではとても正しい仕様だと思います。
その結果、バッテリーをぎりぎりまで使い切る機種に比べて
テスト結果が少々厳しい結果となっています。

しかし、このような条件で8時間は立派だと思います。
前回テストした NX70が6時間10分でしたから
大幅にスタミナアップしています。

NX70V同様、本体に直接AirH"のカードを挿すことができるため
とてもスマートにネットワークにアクセスできます。
ネットワークアクセスが多い人にはとても魅力的な機種だと思います。

 


結果

さて、測定結果です。

120秒前後でリロードを繰り返し、時々送信をするといった
連続通信状態で測定した結果を下表にまとめます。
いいかげんな条件ですが実使用状態でどれくらいバッテリーが持つかの目安にはなると思います。

機種

連続通信時間

CASSIOPEIA E-65
(単4アルカリ乾電池2本)

5時間12分

CASSIOPEIA E-65
(単4ニッケル水素蓄電池2本)

5時間45分

HP Jornada 548
(リチウム蓄電池)

5時間26分

WorkPad c505
(Communication Card Adapter)

7時間

SONY CLIE PEG-T600Cと
(通信アダプター PEGA-CF60)

8時間30分

SONY CLIE PEG-NX70V

6時間10分

HP Jornada 720

9時間30分

京セラ Pocket Cosmo DS-HN1

10時間30分

SONY CLIE PEG-NX80V

8時間

驚いた事に、どの機種でも5時間以上持ちます。
連続で使用するケースはあまりありませんので
通常の使用であれば1日は充分バッテリーが持つと思います。
特に CASSIOPEIA E-65、ちっぽけな単4アルカリ電池たった2本で
5時間以上もバッテリーが持つのには驚きました。

WarkPad c505 は7時間とやはり省電力という点では1歩リードしています。
そして京セラ Pocket Cosmo DS-HN1ではついに10時間を超えました。

どの機種も連続通信状態で5時間以上バッテリーがもつというのは
本当にすごいと思います。
通常の使用ならば1日バッテリーを気にせずたっぷり使えます。


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