もっと手軽に電車の中でもプログラミング!

2/18/01 by Shigeyuki Seko


数値演算(足し算等、計算をさせる)

数値演算は

a=1
b=2
c=a+b
print c

といった感じで、説明する必要がないほど簡単ですが、SmallBASIC の場合ちょっとしたコツが必要ですので説明します。とはいってもたいした事ではありません。
Small BASIC では input で入力されたデータはすべて文字列になります。
すなわち、

input "A=";a
input "B=";b
c=a+b
ptint "A+B=";c

このプログラムで a に 100 b に 200 を入力すると答えは 300 になりません。
100200 になります。これは input で入力されたデータを SmallBASIC はすべて文字列として扱っているためです。これを回避するには入力されたデータを数値データに変換する必要があります。

input "A=";a$
input "B=";b$
aa=val(a$)    ←a$を数値に変換してaaに代入する
bb=val(b$)    ←b$を数値に変換してbbに代入する
c=aa+bb
ptint "A+B=";c

さらに前章までで学んだ、繰り返し while 〜 wend と条件分岐 if を使用して、繰り返しの計算とendを入力するとプログラムの実行を終了するようにしてみましょう。

while 1
  input "A=";a$
  if a$="end"
    end
  endif
  input "B=";b$
  aa=val(a$)
  bb=val(b$)
  c=aa+bb
  ptint "A+B=";c
wend

 

それでは、次に進みましょう。