アメリカでの生活

sorry Japanese only !

Last update : 28/Feb/'99 by S.Seko


アメリカでの生活で感じた事を、だらだらとまとめます。参考になる事があるかもしれません。

Credit history

多分アメリカに来てまず苦労するのは credit history が無い事だと思います。アメリカは全て信用において成り立っています。逆に言えば信用が無いとなにもできません。credit history は、簡単にいえば月賦とか借金の返済を毎月遅れずにきちんと支払っているかの記録です。これは支払い能力の指標になります。アメリカに来たばかりでは、当然このcredit history は、ゼロですから結構苦労します。具体的には、電話、ガス、電気、何を契約するにもcredit history がないからと言われ簡単には契約できません。で、どうするかと言うと、$2000とか$3000とかを預けてもし、支払えなかったらそのお金を没収するといった契約をかわす事が多いようです。当然このお金は最終的には返ってきますが、最初のうちは、何をするにもまとまったお金がいることになります。

Social Security

最近、アメリカは法律が変って働いていないと Social Security 番号が取れません。これがないと銀行のチェックアカウントや車の免許取るのに困ります。もしどうしても Social Security 番号が取れない場合、それに代わる番号があります。詳しくはSocial Securityのオフィスで教えてくれます。

銀行のチェックアカウント

銀行のチェックアカウントは非常に重要です。アメリカはほとんどの支払いをチェックで行います。郵便で送られてくる請求書にチェックを付けて送り返します。(毎月毎月、電話やらテレビやら電気や水道とけっこう面倒です)チェックが無いと生活できません。あとアメリカのチェックアカウント等の口座には基本的には利子がつきません。チェックブックも自分でお金を払って買わなければいけません。すごく割り切っています。

キャッシュカード

キャッシュカードも重要です。車のガソリンスタンド等もカードによる支払いが一般的です。アメリカに来てすぐにはキャッシュカードは使えないかも知れません。さきほど説明したcredit history が無いからです。その場合、銀行に相談するとcredit history がなくても作れるカードとか教えてくれます。どうしてもキャッシュカードが入手できない場合、日本でのカードも一応使えます。その場合日本での引き落とし口座には充分に残高があることの確認と、カード会社に明細を海外の住所に送ってもらえるサービスがあるかを確認しておくといいと思います。当然引き落とし口座の残高もチェックできるよう準備しておく必要があります。

重要な事ですが車が必要でしょう。カーディーラーはほとんど”さぎ”だと認識した方がいいでしょう。アメリカ人が一番きらいな人種はカーディーラーのセールスマンとも言われています。平気で嘘をつきます。アメリカでは中古車の程度が悪く、まともな車はあまりありません。その上、新車の価格とあまり変りませんので中古車はお勧めしません。ホンダのシビックあたりですと新車でも$15000程度です。

車とくると保険ですが、アメリカの保険は日本より細かく価格設定されています。ドアの枚数等でかけ金が全然違いますしタバコを吸うか吸わないかで保険金が違う事もあります。(統計的にタバコを吸う人の事故率が高い為)保険会社によってオプションが全然違いますので入る時にはよく確認する事をお薦めします。

免許

カリフォルニアでの免許は簡単に取れると言われて安心しきっていたのですが、落ちる時は落ちます。私は運転には自信があったのですが、実技の点数がギリギリでした。何度も落ちた人にも話を聞きましたが結構細かい所をチェックされます。国際免許の有効期限に余裕のあるうちに免許を取得しに行く事をおすすめします。国際免許の期限ギリギリで、もしパスしなかった時には車無しでのアメリカ生活は大変です。

試験にはペーパー試験と実技試験があります。まず申請用紙を記入してDMVに自分で提出しに行きます。するとそこで$10くらいだったと思いますがお金を払ってすぐペーパーテストを受けることができます。試験に時間制限は無くできたら提出します。このペーパーテストは常識的な内容でまず一回でパスすると思います。

ペーパーテストをパスすると仮の免許証(同上者がいる時だけ運転できる免許、日本の仮免許と同じ)と実技試験の予約用の用紙がもらえるので、それを持ち帰り家から電話で実技試験の予約をします。家から電話するのが面倒だったので、その場で予約できないかと聞いてみたのですがダメでした。

実技試験には自分の車を使用します。この時、車の種類は重要です :) 。友達がカマロのオープンカーで受けに行ったのですが何度も落とされました。ファミリーカーがベストです。どこの国でも試験官の心情は大きく影響するようです。実技試験の内容は、公道を普通に走り、縦列駐車をして、3ポイントターン(日本でいう切り返しをするUターン)をして試験場に帰ってきます。20分くらいです。コツはとにかく安全確認を確実に大袈裟にする事です。ミラーは頻繁に見(見ている事が試験官に解るよう大袈裟に)車線変更は体をねじまげて試験官に見ている事をアピールします。

税金

アメリカはすべて確定申告なので全部自分で計算しなければなりません。我々は日本での収入も申告しないといけないので大変です。日本の銀行に置いてある預金の利子も全て申告しなければなりません。面白いのはギャンブルでの負け分は減税対象となります。アメリカらしいと言えば、アメリカらしいのですが…

 



Return to Main